『ご注意』 こちらで紹介している事項は、「解説書」を元に、自分なりに書いております。
ご参考に、取扱書を読んでみてください 。
尚、私の経験も含めて書いていますので、ご参考になるかとおもいます。


  ■ アクティブセーフティー  ABS (アンチロック・ブレーキング・システム)


ABS   1995年12月 新型車解説書から

Gセンサー付き、ABSを全車に取り付けました。

ABSは、急制動時に4輪すべてのホイールシリンダー油圧を制御して、全輪ロックを自動的に防ぐことにより、 車両の安定性と、操舵性を確保することを目的としたブレーキシステムです。

システムに万一異常が発生した場合は、フェイルセーフが働くとともに、充実したダイアグノーシス機能により、サービス性に、十分配慮しました。

どのような構成部品で出来ているか

構成部品 機能
スピードセンサー 4輪それぞれの車輪速度を検出し、ABSコンピューターに入力する
Gセンサー 車両の減速度を検出し、ABSコンピューターに入力する
ABSウォーニングランプ ドライバーに、システムの異常を警告する
ABSリレー ソレイドリレー ABSアクチューターの、ソレイドバルブに電源を供給する
ABSリレー モーターリレー ABSアクチューターの、モーターに電源を供給する
ABSアクチュエーター ABSコンピューターの出力信号により、
4輪それぞれのホイールシリンダー油圧を制御する
ABSコンピューター 各スピードセンサーからの、車輪速度信号および、Gセンサーからの
信号により、 路面の状況に応じた制御をするよう
ABSアクチューターに作動信号を出力する。

システム異常時、ABSウォーニングランプを点灯させるとともに、
ABSアクチューターへの、電源を遮断し、ABSの作動を禁止する

ダイアグノーシスモードに切り替える事により、
システムの異常箇所の診断結果をABSウォーニングランプで表示する

 

 

Gセンサー

2組のLEDとフォトトランジスタ、スリット板および信号変換回路から構成されていて、センターコンソール内シフト前方部に取りつけられています
車両に減速度が加わると、その減速度に応じてスリット板が回転し、LEDからフォトトランジスタの光が通過または遮断されることにより、フォトトランジスタをON、OFFして減速度を検出します。LEDとフォトトランジスタき2組をペアで使用し、それぞれのフォトトランジスタのON、OFFの組み合わせにより、減速度を3段階に分けて検出しています

 

ABSウォーニングランプ

システムの異常が発生した場合、コンビネーションメーター内に設置されたランプの点灯にてドライバーに警告します。

ダイアグノーシスモード時には、ダイアグコードを出力します。またイグニッションスイッチon時は、ランプ切れの為、3秒間点灯します

 

ABSアクチュエーター

ABSコンピューターからの信号により、各ホイールシリンダーへのブレーキ油圧を調整して、車輪の回転状態を制御します

 

ABSコンピューター

各輪のスピードセンサーおよびGセンサーからの信号を入力し、コンピューター内のプログラム(ソフト)に従って処理を行ない、ABSアクチュエーターおよびABSウォーニングランプに対して制御信号を出力します

車輪速度制御

ABSコンピューターは、4つのスピードセンサーから4輪それぞれの車輪速度を演算し、車輪のスリップ状態を判断します。その状態に応じて3つのモードでABSアクチュエーターソレイドバルブに対して制御信号を出力します。

制御信号の出力は前輪については左右独立に行ない、後輪については左右同時に行ないます。


ABSコンピューターの信号系統・ABSアクチュエーター系統およびABSコンピューター本体に異常が発生した場合、ABSコンピューターは、ABSアクチュエーターへ電源を供給するソレノイドリレーをOFFすると同時にコンビネーションメーター内のABSウォーニングランプを点灯させます。ABSシステムが付いていない状態と同じ条件となり、通常のブレキング機能は確保されます。